【小話】黒歴史について
こんにちは!毎度毎度ここの挨拶を考えるのに5分くらい費やしている駄天使です。
待ち時間が長いタイプのカップラーメンができてしまいますね。これからはカップラーメンを待っている間に挨拶を考えたいと思います。
さて、今回の記事は久しぶりの【小話】です。
我ながら、「日記でもネタでもないし、変なジャンルだな〜」とは思いますが、楽しいので良しとします。
まあ、今回は楽しいとは言えないかもしれませんが……
はい。なぜ僕がこんな意味深な物言いをするのかといいますと、それは今回の小話のテーマにあります。
まあ最初から思いっきりタイトルに書いてあるんですが……今回のテーマはずばり
黒歴史について
です。
いや〜おぞましい。おぞましすぎて紫とかいう今まで使ったことない変な色使っちゃった。
まあ、とはいえ、小学校・中学校・高校という人生におけるやらかし期を経験してきた方なら、黒歴史の1つや2つはあるものでしょう。
そこで今回は、僕の人生での黒歴史を振り返ってベッドの上であばあばばする。という自殺行為をしてみようと思います!
ドMではありません。
さて、突然ですが皆様は、黒歴史と言われれば、何歳頃の記憶が蘇りますか?
絶賛中二病だった方は中学生時代でしょうし、やや遅くそれが訪れた方は高校生時代かも知れませんね。もしかすると、中には「黒歴史は小学生の頃かな」みたいな変わった方もいるかも知れま
僕は小学生時代です。
僕は、小学生時代です。
小学生時代なんですねえ……
そうなんです。僕は小学生にして、思い出すだけで枕に齧り付いてしまうほどの黒歴史を生み出した男なのです。
ちなみに、中学生の頃は『饅頭サムライ』という名前でラジオにハガキを送っていました。
・屁
唐突に汚い見出しを出してしまい申し訳ありませんでした。謝ったのでチャラです。
そんなことより、この見出しは一体どういう事なのかといいますと
小学校3年生の頃の僕には、一つの日課がありました。
それは、『一旦空気を静まり返らせた後に、盛大に屁をこく』というものです。
具体的に説明しますと、友達みんなでワイワイと楽しく話している時に、僕がおもむろに口元に手を当てて、「しーっ」とみんなを黙らせます。
そしてみんなが 「えっなにこれ?え?」となったタイミングで「ブッ!!」と屁をこくわけです。バカだったんでしょうね。
しかしこれが小学生のツボに刺さりまくり、爆笑の嵐ですよ。小さい子は楽でいいですね。
そして、それに味を占めた僕は、ことある事に「しっ!」「ブッ!」「しっ!」「ブッ!」と、狂ったように屁をこき続けました。救いようがないバカです。
そして、ある日の帰り道、事件は起きました。
まだ鮮明に覚えています。僕はその日、学校が終わると、3人の友達を連れて家へと帰っていました。
その3人は放課後にもよく遊ぶ仲の良いメンバーで、それはそれは賑やかに下校をしていました。
そして僕達が、白いガードレールが並んでいる細い道を歩いている時に、奴は訪れました。
※イメージ
そうです。屁です。
腹から尻にかけて、ガスが動いているのが分かりました。
僕はこの場をもっと盛り上げてやろうと思い、意気揚々と「しっっ!」とみんなに静寂を促しました。
今思えば、それは嵐の前の静けさだったのですね。
僕はやってやるぞとばかりに、力いっぱい腹に力を込めました。
「ちょろちょろ………」
何が起きたのか分かりませんでした。
僕が自体に気付いたのは約5秒後のことです。
僕は勢い余っておしっこをしてしまったのです。道端で。
みんなを笑顔にするはずだったガスは、僕に涙を届ける尿だったのです。
その後僕が、僕達がどうなったのかは、想像におまかせします。
・ラヴレター
これは僕が小学4年生の話です。
当時僕には、隣のクラスに好きな女の子がいました。
そして僕は大胆にも、その女の子にラブレターを送り、告白をすることにしました。
家にあった可愛らしいレターセットに『田中さんへ』と書いたのを覚えています。恥ずかしかったので、送り主の名前は『誰かわかる??』と書きました。可愛らしい子ですね。
さあ、いよいよラブレターを書き終えた僕は、次の日、満身創痍で学校へと向かいました。
そして、まだ誰も来ていない朝早くに、隣のクラスの下駄箱から『田中』と書かれた上履きを探しだし、その上履きの上にラブレターを起きました。緊張で心臓が無くなるかと思いました。
その後は、平然と教室へ入り、本でも読んで時間を潰していました。本の内容は一切頭には入っていません。
そしていよいよ、ぞろぞろとみんなが登校しはじめました。
するとどうでしょう、何やら隣のクラスが大騒ぎしているではありませんか。
僕にはその騒ぎの心当たりがあります。
いや心当たりしかありません。
心臓がバクバクと音を立てはじめ、死にそうになっていると、ガラガラ!とドアを開けて友達が僕の元へと駆け寄ってきました。
裏返る声で「ど、どうしたのお?」と聞く僕に対し、友達はこう言ったのです。
「なんかさ、健太郎がラブレター貰ったらしいぜ」
「なんかさ、健太郎がラブレター貰ったらしいぜ」
「なんかさ、健太郎がラブレター貰ったらしいぜ」
そうです。僕がラブレターを入れたのは『田中健太郎』くんの下駄箱だったのです。
そして運の悪いことに、可愛らしいレターセットと、送り主『誰かわかる??』が相まって、それはもう完全に田中健太郎くんへのラブレターに姿を変えていました。
最後の行に「もし良かったら放課後、図書館に来てください」と書いていたのですが、健太郎がどうなったのかは、知りません。
本当にごめんなさい健太郎。
と、まあ、僕の黒歴史はこんな感じです。
こんなことが他にも山ほどありましたが、楽しい小学生時代を送っていましたよ。
皆様も、たまには自分の学生時代を振り返ってベッドの上で暴れてみてはいかがでしょうか?
まあ僕はベッドの上で死にましたけどね。